ここは
地球の息吹を感じる場所
秋吉台(あきよしだい)は、美祢市の中・東部に広がる日本最大級のカルスト台地です。
1955年に国定公園(秋吉台国定公園)に、1964年に特別天然記念物に指定されています。
この秋吉台の雄大な景観を作っている石灰石は、およそ3億5千万年前に南方の海で
サンゴ礁として誕生し、それから長い年月を経て現在のようなカルスト台地を形成しました。
地下水によって
創り出された神秘的な空間
「鍾乳洞」
秋吉台の地下には日本屈指の鍾乳洞が広がっています。
石灰岩台地に降った雨が割れ目や隙間から岩を溶かして流れこみ、地下で岩を溶かして
流れていくにつれ、空洞化していきます。
その空洞はどんどんと大きくなり鍾乳洞が出来ていくのです。
特別天然記念物 秋芳洞
秋吉台国定公園の地下100m、その南麓に開口する日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」。
洞内の観光コースは約1km、温度は四季を通じて17℃で一定し、夏涼しく冬は温かく、快適に観光できます。
天然記念物 景清洞
壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将・大庭景清が潜んでいたと伝えられる洞窟。洞内には景清にちなんだものがたくさんあります。
天井や壁は芸術品のようにすばらしく、フズリナ、サンゴ、海藻などの化石を見ることができます。
天然記念物 大正洞
秋吉台国定公園の東北端に位置する大正洞は、古来は「牛隠しの洞」と呼ばれ、
戦乱や内乱のおりに里人が牛を奪われることをおそれてこの洞内に隠したと伝えられています。
「知る」「見る」
「体感する」
「秋吉台」の楽しみ方
圧倒的に広大なカルスト台地と豊かな自然相、
四季で異なる表情を見せる秋吉台を存分に楽しもう。
Mine秋吉台ジオパーク
ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、 地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。 秋吉台ジオパークは、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」の内の1つです。
Mine秋吉台ジオツアー
ジオパークでは、地域住民がガイドとなって"すごい"を見つける旅(「ジオツアー」と呼ばれます)に出かけることができます。 秋吉台認定ガイド付きのツアーの中でも特にオススメなのが、秋吉台の草原地帯を歩くトレッキングや鍾乳洞の中を探検するコースです。 乳洞探検は大雨時以外ならいつでも楽しむことができます。